素材:ビンテージシルバー・石
サイズ約: リングサイズ 23号 直径 2.5cm ×3.7 厚み0.5cm
重さ約: 12g
原産国:ニジェール近辺
送料:国内無料 (スマートレター:ポスト投函)
モーリタニアやモロッコ系のトゥアレグのTisekと呼ばれるリングです。髪飾りとして使用される事もあります。
主に女性が身に着け、護符的意味があったようで広く使用されています。
赤黒系の石は、光に透かすと赤身が増し綺麗です。
1900年代にドイツやチェコから、こういった石が沢山輸入されているようなので、それのような気がします。(石の種類ははっきりわかりませんが、氷の上で熱伝導は試してみました。シンセティック石の気もします。)
トゥアレグが赤系の石を装飾に取り入る歴史は古く、2C-16C頃まではインドから赤瑪瑙を輸入しています。
石は尖っていない丸みのあるデザインです。
シルバーは元々彫柄があったと思いますが、経年変化でかなり滑らかになっています。お好みだとは思いますが、こなれた擦れ感と石の曲線が合っていて良い感じです。
※両サイドの石とシルバーのジョイント部の石に、少し尖りがあります。
▼実物をご覧になりたい場合は、事前のご連絡頂ければ東京(浅草)の事務所でご覧いただけます。下記のホームページのCONTACTより、お問い合わせ下さい。
http://colophon.jp/contact/
参照:ART OF BEING TUAREG, ORNAMENT MAGAZINE , AFRICAN ADORNED
トゥアレグの装身具
トゥアレグ族はサハラ砂漠で交易を紀元前より行い、全身に青い布の衣装・銀の細工を施した装身具・皮の装飾品を身に着ける文化などが有名です。
また複雑な階級を持つ社会で、自分たちが身に着ける装身具は血族ごとに代々受け継がれるデザインも多くバリエーションが豊富です。
装身具のデザインは目的に応じたある程度決まったパターンがあり、銀に施されるモチーフには象徴的な意味のあるものも多いです。
広大なサハラを行きかう交易を古来より生業にしていたためか、デザインやモチーフには方角・位置・道しるべあらわすもの多いです。
▼トゥアレグシルバーのモチーフの意味に関してはこちらブログ記事を見てみてください。↓
http://colophon.jp/%e3%83%88%e3%82%a5%e3%82%a2%e3%83%ac%e3%82%b0%e6%97%8f%e3%81%8c%e3%81%a4%e3%81%8f%e3%82%8b%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b5%e3%83%aa%e3%83%bc/