









アカン 砂金交易の分銅
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ガーナ アカン 砂金交易の分銅
西アフリカはかつてより金が産出し、通貨として金の交易が盛んでした。
ガーナからコートジボワールにかけて住むアカン系の人々も金の交易に関わってきた民族グループで、その道具として使われた分銅です。
小さな天秤の上で使用する分銅は、砂金を量る為に特定の重量でなければなりませんが、これらの分銅は分銅の形で重さの単位がきっちり決まっていたわけではなく、様々な形を組み合わせる事で重さを揃えたようです。
其々のその組み合わせ(分銅セット)は砂金交易を行う者のステイタスや、嗜み・粋な身のこなしでもあったようで、贈り物としても使われたようです。
約1400年から1900年の間、ロストワックス法で個別に鋳造された真鍮の分銅は、アカンの人々の間で多種多様な形が生み出され、其々に様式化されていきました。
分銅の形状は大きく二期に分けられ、前期(1400〜1700年代)と後期(1700〜1900代)に分けられます。
前期は殆どが幾何学的な形のもので、分銅の重さを調節するために銅が嵌め込まれていたり、周りを削ったしようなものも多く、後期は鋳造技術の進歩により、幾何学的な形の他により具象的な人物・動物・昆虫・植物・椅子・刀など、諺や格言を含ませたものが増えていきます。
こちらは周囲が歯車上の形で、中心に裏表9か所の銅プラグがはめられたもので、後期の時代頃のものかと思います。
参考:Smithsonian National Museum
https://africa.si.edu/collections/view/objects/asitem/items$0040:12105
素材:真鍮・銅
サイズ:約 直径5cm 厚み 0.4cm
重さ:46.2g
原産国:ガーナ
配送:郵便(ポスト投函)
▼実物をご覧になりたい場合は、事前のご連絡頂ければ東京(浅草)の事務所でご覧いただけます。下記のホームページのCONTACTより、お問い合わせ下さい。
http://colophon.jp/contact/

アカン民族の歴史 大まかなまとめ
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