
















エチオピアクロス アクスム
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エチオピアクロス オールドシルバーペンダント アクスム
こちらはエチオピア正教(エチオピアで発展したキリスト教)のペンダントで、クロスの中の細かい彫柄が特徴的です。
エチオピア正教のペンダントは様々なかたちがありますが、基本的には地域の所属する教会ごとにデザインが違います。
こちらのペンダントはアクスム(ティグレイ地域)のもので、シンプルな丸みのある十字の中にとても細い線の柄が描いてあります。
編んだような(縄のような)モチーフは三位一体の思想を表すともいわれ、ティグレイ地域に多く見られる模様です。
こちらは裏と表で違う柄が描かれており、どちらを表に着けてもよさそうです。
全体的にかどがとれた柔らかいフォルムですが、柄はしっかり残っており上品な雰囲気があります。
ペンダントは厚みが薄く、重さも見た目より軽いい印象、バチカンも薄手で巻き付けてある感じです。
ペンダントサイズ 約:
W3.2cm H5.5cm(バチカン含む)厚み0.1㎝以下、バチカン内経0.5cm
重さ:約7g
素材:オールドシルバー
原産国:エチオピア
◆エチオピア正教(キリスト教)のペンダントについて◆
エチオピアでのキリスト教は、一世紀頃には渡っていたとされ、
四世紀にはアクスム王国でキリスト教が公認されるとともに、大々的な布教と信仰のペンダント着用が推奨されました。
初期のエチオピアキリスト教のペンダントは、
木・鉄・石・ブロンズ・テラコッタなどの素材で作られましたが、
1780年銘のマリアテレジア銀貨が通貨として流通するにつれ、その銀を使ったペンダントが作られ広まっていったようです。
エチオピアクロスはそのバリエーションの豊富さも特徴的です。
エチオピアがビザンチン・エジプトコプト・エルサレムに近接する位置にあり様々な歴史と文化と信仰が交差したこと、
加工し易い銀の普及、
西アフリカのトゥアレグ系遊牧民のロストワックス技法が伝わったことなど、
豊かなペンダント文化の幕開けには様々な由来もあるといわれ、
エチオピアだけではおさまらない地理や歴史や文化の奥深さや幅広さを感じるペンダントです。
◆エチオピア正教とエジプトコプト教◆
キリスト教にはカトリック、プロテスタント、東方正教会などのながれがありますが、ほとんど知られていない宗派に東方諸教会(Oriental Orthodoxy)に属するコプト教会(Coptic Church)やエチオピア正教会(Ethiopian Orthodox Church)があります。
コプト教はエジプト中心に広がり、エチオピア正教はエチオピア中心に広がりましたが、傘下に入ったりまた分離したりといった経緯があります。
▼実物をご覧になりたい場合は、事前のご連絡頂ければ東京(浅草)の事務所でご覧いただけます。下記のホームページのCONTACTより、お問い合わせ下さい。
http://colophon.jp/contact/
エチオピア歴 エチオピア正教とは (日本カレンダー暦文化振興協会 中牧弘允氏より抜粋)
エチオピア暦とグレゴリオ暦のもう一つのちがいは紀元に関するものです。
両者ともキリスト生誕紀元ですが、エチオピア暦では7年遅くなります。AD7年がキリストの生まれた年とされ、あたらしいミレニアムは2008年9月12日にむかえています。
エチオピア正教会はコプト教会とともにキリスト単性論を受け入れたことで知られています。単性論とは、父と子と聖霊の三位一体論ではなく、キリストの神であるとする宗派です。
そのためローマ・カトリック教会や東方正教会からは451年のカルケドン公会議で異端とみなされました。ただし、エチオピア正教会やコプト教会は単性論を自認しているわけではなく、非カルケドン派とよばれることもあります。
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