2020/04/10 07:03
ニジェールのトゥアレグ族が伝統的なデザインや技術を生かして作っているピアスです。
黒檀とシルバーで作られるアクセサリーは、けずり、やすり、彫り、磨くをすべて手作業で行う工程です。
炎天下の下で簡素な道具のみで作られます。
ここのアクセサリーに多く彫られている彫り柄の話を少し。
///////// 線を斜めに引くはは砂漠の砂紋の象徴で、砂漠での砂の動きは進むべき方向の重要な道しるべだそうです。
△△△△ 三角のモチーフは、ピラミッドを表しているそうで、この中にも一つあるハートみたい柄も、ピラミッドを表してるといってました。
((((( 弧の線は食品を入れる木製のボウルを表しているそうです。
トゥアレグ族が作るアクセサリーは何かを大きな力を表すのではなく、
古来より自分たちの生活に欠かせないなものとシンプルに真摯に向き合い、それを極端なまでに抽象化し、研ぎ澄ましたデザインに落とし込んだ美しいアクセサリーです。
こちらはニジェールのトゥアレグ・イナダンがシルバーのアクセサリー作っているところのyoutube動画です。
2:30辺りから、ブレスレットに柄を彫るところが見られます。